|
|
《 青 》
危機的状況や否定的な出来事、行きづまりは、今いる場所から離れて、それまでとは別な方向に行きなさいというメッセージです。 恐れずに挑戦しましょう。 試練の中には必ず成長のチャンスがあり、新しい計画が隠されているのです。 失敗を恐れてはなりません。 なぜなら、その失敗さえも、成長に不可欠なものだからです。 更に、問題に取り組む苦労の中で、この世に生まれてきた意味に気付いたり、生きる喜びを見出したりするのです。 避けられない困難に出遭った時は、気づきの時が来たのだと覚悟して、冷静に受け入れましょう。
《 赤 》
この世の悪は、エゴや恐怖心から生まれます。 人間は常に霊界の聖なるエネルギーと繋がっているので、内側から安らぎがもたらされ、気持ちが安定し、理性的に物事を判断することができるのですが、欲望が刺激され、エゴが強まると失う恐怖心が生まれるのです。 エゴが強まればそのエゴを満足させるために、あるいは恐怖心を押しのけるために、自分の外から満足や安心を得ようとして、霊的エネルギーを遠ざけたり、断ち切ってしまいます。 そうなればなるほど、ますますエゴは肥大し、恐怖心も増し、殺人や争いや戦争などこの世の諸悪に発展するのです。 しかし、地上での人生は、自分が霊的存在であることに気付くためのものですから、目覚めのチャンスが与えられています。 霊的つながりを失った魂を救うために、その魂が目覚めるまでエネルギーを送り続けている霊的存在がいます。 人間には、求めればいつでも救いの手が用意されているのです。
《 白 》
『火事場のバカ力』といいますが、人間は、生死にかかわるような緊急事態、絶望的な極限状態に追い込まれたときなど、信じられないような生命力を発揮することが有ります。 その力はどの人の中にも内包されていて、実は緊急事態の時ばかりでなく、その人が何かを成し遂げようと、我を忘れてその力に自分を委ねた時に発揮されるのです。 その力は聖なるものとつながっています。 その力が発揮されるとき、霊的エネルギーが注ぎ込まれ、霊界と太いパイプでつながるのです。 その力を信じて、自分で自分に限界を作らない事が大切です。 自分の内に宿るその力を信頼し、その力に自分を委ねて生きるとき、思いもかけない大きな仕事を成し遂げる事になります。 自分自身の中に宿る未知なる力によって生み出される何かが、未来に待っています。
《 黄 》
人の過ちに気付いた時、それを咎めたり、説教したり、叱ったりして、相手の気持ちを傷付けるようなことをしてはいけません。 彼にその誤りを悟らしめることが目的なのですから、あなたは常にその「助け手」となるよう努めなければなりません。 命令的な態度ではなく、必要な知恵を出し合い、助け合う気持ちで、人との関係を築いていきましょう。 親子関係や友人関係、或いは見知らぬ人との関係であろうと、どんな人間関係であっても、人に対するあなたの姿勢は、いつも相手に希望と助けを与えるように努めなさい。 そのような意識に導かれた行動が、人との調和を生み出し平安を生み出すのです。
《 緑 》
人間の性質の内で、自分を責める部分は、神のものではありません。 自分を責めてはなりません。 自分を責めることは、他人を責めることに劣らない間違いです。 自分の人生は失敗だったと感じてはいけません。 試みることを止めない限り、失敗はないのです。 自分を目の前の結果だけで判断してはいけません。 神の視線はあなたよりもっと遠くを見ているのです。 失敗ではありません。 これも個々人に対する神の目的に完全に沿っているのです。 元気を出しなさい。忍耐力を発揮しなさい。 神に与えられた『神聖な自己』を信じ、自己を生かして生きなさい。
|
| 2025/09/02 |
|