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《 青 》
この世はなぜ不条理なのでしょう。 正しく生きているつもりでも、次々と不幸や災害が襲ってくることが有ります。 どうしてなのか、誰かに聞きたくても、誰も答えられません。 神に答えを求めても、神は黙っています。 しかし神は言葉では答えませんが、不条理に苦しむ人を支え、言葉ではないもので 気付きを促します。 答えは各自の心の中にあるのです。 答えを誰かに与えてもらう事をあきらめた時、自分の中で何かが動き始めるでしょう。 自分がその意味を見出して、自分で答えていくしかないことに気付くでしょう。 自分を励まし、自分の新しい生き方を決定できるあなたであってほしいと、神は望んでいます。 その力は全ての人に与えられているのですから。
《 赤 》
人は何かを「する」という事に価値を見出そうとしますが、「待つ」という事も「する」と同じように大切です。 時が熟するのを、じっと待っている中でいろいろ気付くことが有りますし、芽生えてくるものもあります。 そのためには、何かを漠然と待つのではなく、確信に近い希望と期待を持って待つことが大切です。 良いものを引き寄せるためには明るい気持ちで楽しみに待つことが大切です。 「偶然」にみえる出会いは実は「偶然」ではなく、期待して待つ心のエネルギーが引き寄せるものなのですから。
《 白 》
人はたった一人では本当の幸せにはなれません。 一人で何でもできてしまう人、自分は優れていると思い、誰の助けも必要ないとばかりに一人で歩いている人は満足は味わえても、本当の幸せは味わえません。 なぜなら、真の幸せは人の心と心が結びつく瞬間にあるからです。 人の手を必要とする人、自分が不完全であると知っている人は幸いです。 自分だけでは生きられないと思う人は、同じように思う人たちと知恵を出し合い、足りないところを補い合い、協力し合い、誰かと共に生きていこうとするでしょう。 そうした生活には煩わしい事、腹立たしい事、面倒なことなど苦労な面もいろいろありますが、その苦労こそが各自の成長を促す大事な人生の学びです。 人と共感し合ったり、同じ感動を味わったり、いたわり合ったり、様々な心の交流のなかに喜びや生きる力を与える真の幸せがあるのです。
《 黄 》
なかなか答えが見つからない迷いの中にある時、ほんの少しの時間でいいですから、日常の雑音から離れて、静寂の中に身を置いて精神統一してみましょう。 難しい事は何もありません。 あなたのやりやすい方法で、雑念を心から追い出してください。 心を静かに保つことは、内なる自我を目覚めさせ、その霊力が本来の力を発揮し、潜在力が目を覚ます機会になります。 一日のほんのわずかな時間、心を静かに保つ時を持てば、無意識の自分とつながり、自分の気持ちがよく分かるようになります。 背後霊とも交流しやすくなりますので、次第に役に立つ良い考えが浮かんでくるようになります。
《 緑 》
落胆や絶望や不安、取り越し苦労、そういったマイナスの感情はあなたのエゴが創り出した幻想に過ぎません。 そんな幻想に振り回されてはなりません。 ネガティブな感情は、エネルギーを奪い、健康を損ないます。 だから、なるべく早く心の中から追い払いましょう。 あなたは霊的な存在です。 あなたがどれほど神に愛され、どれほど神に期待されているか想像してください。 毎日どれだけ多くのものを受け取っているか考えてください。 これまでも、何度も危ない所を乗り越えてきたはずです。 あなたを守る霊的な力を信じましょう。 きっと、援助を授けてくれます。 歩むべき道を、明確に示してくれます。 あなたを生かしてくださっている神を信じて、心を落ち着けてください。 静寂の中に身を置き、自分の魂の中に入り、啓示を待つことです。
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2025/01/03 |
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